解決事例Solution Cases

2024-10

相続

【50年前の遺産分割漏れ】「その他条項」の欠落により世代交代した相続人の実印を集めた事例

農業用地の開発を進めようとしたところ、土地は共有になっており、私一家の持ち分は祖父名義のままになっていた。もう一方の共有者は、地域の別の方の先々代名義。 昭和43年に作成された祖父の遺産分割協議書を確認すると、今回の農地の記載がなく、遺産分割協議書の末尾に「その他一切の財産は○○が取得する」という、「その他条項」の記載もなかった。 非課税・共有名義という二つの要因が重なり、遺産のリストから漏れていた。 非課税とはいえ、相談者様にとっては家業の発展に不可欠な土地で、何とかして名義変更し、農業用地として開発したいがどうしたらよいか。 また、このような事態を避けるためにはどのような遺産分割協議書を作成すればよいか。
相続

【子どものいない夫婦の相続】住民票消除の異母兄がいた 失踪宣告をして遺産分割した事例

子どものいない夫婦の夫が亡くなり遺産相続しようと戸籍を調べると、なんと夫には異母兄がいることがわかりました。異母兄は住民票消除されており、現在の消息は不明です。 相続人は妻と夫側の兄弟姉妹4名の合計5名のはずでしたが、連絡のつかない異母兄も相続人に加わりました。この後どうやって遺産分割を進めていけばよいか解説します。
相続

【子どものいない夫婦の相続】夫の遺産相続で義理の兄弟姉妹・甥姪全員の印鑑が必要!?

子どもにいない夫婦に相続が発生した場合、相続人に義理の兄弟姉妹、甥姪などが加わることがあります。夫亡き後も住み慣れた自宅を手放したくない場合、どういったリスクがあるでしょうか。スムーズに解決した事例をご紹介いたします。